2011年2月9日水曜日

徹底的にこだわること

15年前からずっとリスペクトし続けている、平林奈緒美さんの新居


































徹底した美意識に基づいて作られた家

「バスルーム用にアメリカの地下鉄駅構内のタイルを原産国から取り寄せる」

「セコムの『在宅』『外出』ボタンが気に入らず、外国人用の英語版を取付ける」

「浴室乾燥機は壁に埋め込んでスチール扉で隠す」

「軍パンもどきは履かない。履くなら本物」

「ユニオンジャックLOVE」

「等配列になったもの(駅や空港の掲示板、公共物の表示)へのこだわり」

「妥協するくらいなら買わない。見つかるまで何年でも待つ」

資生堂時代から一貫して変わらない、ユニセックスでインダストリアルなもの

への傾倒

他の誰よりも、彼女の、モノを選ぶ感性と、世界観を完成させるための並々

ならぬ情熱に、強烈なシンパシーを感じます。


                            天野繭美


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